歌仙山手会

 ブログで互いに歌仙を詠み継ぎ、巻を終えたあと酒食を共にして反省会を楽しんでいます。

2024-01-01から1年間の記事一覧

歌仙山手会(其の五) 薫風の巻

グラバー邸から望む長崎の街 陽気に誘われて長崎に出かけた。 長崎と言えば、ご存じんの通り、これまでの400年の間、連綿と日本と西洋及び唐との接点の場であり続けた。江戸時代は出島が唯一の西洋文化の窓口、幕末には竜馬らが暗躍し、維新後には岩崎弥太郎…

歌仙山手会(其の四)夙川舞櫻の巻

夙川の櫻 夙川の桜は、その両岸に香櫨園浜から苦楽園口北まで、約1660本植わっています。昭和24年当時の西宮市長辰馬氏が、戦後の荒廃した世相を和らげるべく発案したとのことです。桜は7種類で、その中に自然交配種の西宮権現平桜と夙川舞櫻も入っています…

歌仙山手会(其の三)  梅二月の巻

今年は、予想も立てられない騒々しい年になるのでしょう。政界の裏金問題の行方、春闘賃上げ、岸田政権の命運と衆院解散、トランプの返り咲き、株の大暴落、ウクライナとパレスチナ、台湾有事 etc、問題の種は尽きそうもありません。 【表六句】 No1, 発句 (…