歌仙山手会

 ブログで互いに歌仙を詠み継ぎ、巻を終えたあと酒食を共にして反省会を楽しんでいます。

歌仙山手会(其の五) 薫風の巻

グラバー邸から望む長崎の街 陽気に誘われて長崎に出かけた。 長崎と言えば、ご存じんの通り、これまでの400年の間、連綿と日本と西洋及び唐との接点の場であり続けた。江戸時代は出島が唯一の西洋文化の窓口、幕末には竜馬らが暗躍し、維新後には岩崎弥太郎…

歌仙山手会(其の四)夙川舞櫻の巻

夙川の櫻 夙川の桜は、その両岸に香櫨園浜から苦楽園口北まで、約1660本植わっています。昭和24年当時の西宮市長辰馬氏が、戦後の荒廃した世相を和らげるべく発案したとのことです。桜は7種類で、その中に自然交配種の西宮権現平桜と夙川舞櫻も入っています…

歌仙山手会(其の三)  梅二月の巻

今年は、予想も立てられない騒々しい年になるのでしょう。政界の裏金問題の行方、春闘賃上げ、岸田政権の命運と衆院解散、トランプの返り咲き、株の大暴落、ウクライナとパレスチナ、台湾有事 etc、問題の種は尽きそうもありません。 【表六句】 No1, 発句 (…

歌仙山手会(其の二)  初日の出の巻

茅淳の海の初日の出 明けましておめでとうございます。 昨年は国の内外ともに激動の年でした。本年は各国に選挙が目白押しなどで、更に激動が激しくなる年になるやも知れぬと、その道の筋からのご託宣が出ているようです。 しかし、少しでも激動が鎮もること…

歌仙山手会(其の一) 東大寺の巻

東大寺大仏殿 神戸の六甲山に馴染の深いメンバーが、山手会と称して連句の勉強を始めました。そろそろ三年近くになろうとしていますが、師匠なしでも漸く歌仙の基本が分かってきたようです。ここで心機一転、Hatena Blog に参入して本格的な歌仙に挑戦するこ…

歌仙山手会(其の一)東大寺の巻(旧版)

神戸の六甲山に馴染の深いメンバーが、山手会と称して連句の勉強を始めました。そろそろ三年近くになろうとしていますが、師匠なしでも漸く歌仙の基本が分かってきたようです。ここで心機一転、Hatena Blog に参入して本格的な歌仙に挑戦することになりまし…

歌仙山手会を始めます

泉下の声解き放ちをり曼珠沙華 龍峰 神戸の六甲山に馴染の深いメンバーが、山手会と称して連句の勉強を始めました。そろそろ三年近くになろうとしていますが、師匠なしでも漸く歌仙の基本が分かってきたようです。ここで心機一転、Hatena Blog に参入して本…